糖質制限の落し穴に気をつけて!

異常なほどの体のだるさを隠れ貧血かと思い、栄養療法のクリニックを受診し、ゆるい糖質制限を実行し、改善していった方法!

糖質の摂りすぎと病気との関係・・・まだ糖質制限のガイドラインはない!

ガイドライン

オススメ!糖質制限に関してあまり極端な情報に振り回されない!

なぜ、振り回されたらダメなのか?

☆自分が糖質制限する必要がない場合もある
☆健康状態を左右するものなので、鵜呑みにするのは危険が伴う
☆その情報についてじっくり調べればいいから
☆著名人が言っていることが、正しいとは限らない
☆後々その情報が間違いだったこともある






極端な情報に振り回されないようにするには、何を知っておけばいいのか?

☆まだはっきりとしたガイドラインはないこと
☆極端な糖質制限は、栄養のバランスが偏る
エネルギー不足になる
☆タンパク質中心になってしまい、肝臓の負担も増える
リバンドが起こり、暴食になる






どうやって情報に振り回されないようにしたらいいのか?

糖質制限に関するニュースなどに目を通す
☆じっくりそのニュースの内容を読む
疑問があったら調べる





極端な情報に振り回されないようにするには、まず何ができるか?
冷静に目にした情報を読んで判断することです。





食生活の悪循環が肥満へ向かう

以前、あるお店で夫とランチを食べているとき、隣のテーブルに若い男性が入って来て、料理を注文した後、また一人前追加し、さらにライス大盛り、マヨネーズを持ってきてと頼みました。
その男性は、あっという間に食べて、出ていきました。






あれだけの量を短時間で、大食い、早食いが習慣なのでしょうか。
いつもあれだけの量を食べないと気がすまなくなっているのでしょう。
もちろん、体は優に100kgを超えているみたいでした。






その後私たちも食べ終わって、駐車場に行くと、先程の男性は、車の中でスマホを見ていました。
つまり、急いで食べる必要もなかったのです。






あの男性のように食べたいだけ食べる習慣の末、肥満になり、いずれは病気になり、泣くような思いをすることになると思います。
そのことに気づいていないだけなのです。





大半の人は、糖質を多く含んだ食べものが大好き

人間は稲作をするようになってから、炭水化物を食べることを中心とした食生活を続けてきました。
糖質、脂質、タンパク質が3大栄養素と言われていたように、バランス良く食べましょうというのが、お決まりの言葉でした。





しかし、お寿司、ラーメン、スパゲッティ、パン、スイーツ、ビール、日本酒等など、大方の人は糖質を多く含んだ食べ物、飲み物が大好きなのです。
野菜も食べているから大丈夫だと思われるかもしれませんが、じゃが芋などの芋類や人参、コーンも糖質を多く含んでいるのです。

花桃

糖質の過剰摂取が病気を招く

糖質は体内に入ると、最終的に小腸で分解され、体に吸収されます。
一部は、血液中に入り、細胞を動かすエネルギー源となり、残ったものは、グリコーゲンとして肝臓や筋肉に蓄積され、再びエネルギー源となります。






エネルギー源として使われない余分な糖質は、中性脂肪となり、肝臓や脂肪細胞に蓄積されます。
つまり、過剰な糖質は、肥満や脂肪肝の原因となってしまうのです。






肥満は、メタボリック症候群を引き起こし、糖尿病や心臓病、脳卒中、がんなどの病気のリスクを高めてしまいます。





また、体内の余分な糖質がタンパク質と結びついて、AGEs(糖化生成物)というものを作り出し、肌や骨の老化を引き起こします。
糖質を過剰に摂ってしまうのは、体にとって何も良いことなんてありません。






会社勤めをしている人は、昼食後眠くなったり、だるくなったりして集中力がなくなることがあります。
それは、糖質の過剰摂取で、血糖値が上がり、インスリンが分泌され、そのインスリンの働きで、今度は血糖値が下がりすぎて、脳の神経伝達物質が正常に作られなくなり、上手く働かないのが原因です。

タチカンツバキ


数年前医学雑誌のオンライン版に掲載された論文に、炭水化物が60%以上になるのは、避けてその分脂質を摂りなさいという内容のものがありました。





日本人の平均炭水化物エネルギー比率は、ギリギリセーフ

ここで、令和元年厚生労働省の栄養素等摂取量の調査結果を見ると、どの年代も大体、60%以下なのです。






糖質は、炭水化物から食物繊維を引いた量なので、まだ救われる数値かなと思えます。
私は、まだまだ日本人の食生活は、健全なのかなと思います。






しかし、これはあくまでも平均ですから、無茶苦茶な食生活、あるいは私のように無知だったために糖質過多になっている人もいます。
そういう人は、糖質がどうのとか、食物繊維も摂らなきゃとか考えていません。
そういう意味では、糖質制限という言葉が日常的に使われているのは、ある意味危険を暗示するみたいで、良いことかもしれません。





どうして論争のようになっているの?

それはおそらく社会的影響力のある医師の人が、糖質制限の食事を勧めたり、反対に糖質制限食は、危険だと批判する人、双方がおられるからです。






私のような普通の主婦が、賛成とか反対とか言っても、なんら説得力もありません。
今はまだはっきりしたガイドラインがない時期なので、専門家の論争をしっかり聞いておいて、自分で判断するしかないでしょう。




早く糖質制限ガイドラインを作ってほしい

私たち一般人も、食べることは毎日のことで、生きることに直結していますから、最低限の情報を知っておく必要があります。
日本も早く栄養摂取のガイドラインを作ったら良いと思います。






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